【中種法でフワフワ食感】マックのようなハンバーガーバンズ 再現レシピ

こんにちは、再現料理人のチビたんです。

「お家でマック」と題して、数回に分けてマクドナルドのハンバーガーを徹底再現します。

本日はマクドナルドのようなフワフワのハンバーガーバンズの再現レシピをご紹介します。

フワフワ食感に仕上げるコツは発酵方法にあります。ぜひお試しください。

マクドナルド風ハンバーガーバンズの作り方

材料(6個分)

A.中種材料
強力粉	140g
ドライイースト	2.4g
砂糖	10g
水	80g
B.本捏材料
強力粉	30g
薄力粉	30g
砂糖	10g
食塩	3.4g
スキムミルク	6g
水	46g
ショートニング	20g

作り方

1. 

   Aの中種材料をホームベーカリーに入れて5分間ミキシングする。生地が乾かないように容器の上に濡れタオルを被せて、4時間発酵させる。

Point

ホームベーカリーに材料を入れるとき、水はイーストをめがけて入れる。こうすることでイーストの溶け残りを防ぐ。

1. 

   Bの本捏材料のショートニング以外の材料を1に加えて、5分間ミキシングする。ショートニングを加えてさらに7分ミキシングする。その後1時間発酵させる。

2. 

   生地を6等分(1個60g)に切り分けて、10分寝かせる(ベンチタイム)。

3. 

   オーブンの天板に直径10cm、高さ3cmの型を並べ、型の大きさに合うように伸ばした生地を置く。

4. 

   オーブンの発酵機能で40℃で60分発酵させる。

5. 

   オーブンを200℃に予熱して、予熱が終わったら、5を入れて10分間焼く。

マクドナルドのバンズの製造元は「フジパン」

マクドナルドのハンバーガーバンズを再現するにあたり、バンズの製造メーカーを調べました。 その結果判明したの下記3つの会社です。

・フジパン
・イナベーカリー
・オキコ

そしてこの中でも最も大きなシェアを占めるのが 「フジパン」です。 フジパンは「本仕込」という食パンで有名な会社です。

マクドナルドのバンズ≒フジパン製のバンズ

つまり マクドナルドのバンズの再現するには 「フジパンのバンズを再現すれば良い」という結論に至りました

そのフジパンが一般家庭向けに販売しているハンバーガーバンズがこちら。

「ごま付きバンズ」

原材料

小麦粉、果糖ブドウ糖液糖、ショートニング、ゴマ、パン酵母、食塩 / 乳化剤、酢酸Na、イーストフード

栄養成分（53g）

エネルギー：151kcal たんぱく質：4.1g　脂質：3.0g　炭水化物：26.7g　ナトリウム：261mg

今回はこの「ごま付きバンズ」の原材料を参考にバンズのレシピを作成しました。

フワフワ食感の秘密は「中種法」

パン作りには大きく分けて「ストレート法」と「中種法」という2種類の方法があります。

●ストレート法

「ストレート法」は、町のパン屋さんや家でパンを作るときに、一般的に用いられる方法です。 小麦粉、イースト、バターなどの材料を全て一度に混ぜて発酵させるという作り方です。

ストレート法は他の作り方に比べて発酵時間が短いので、手軽にパンを作ることができます。

イースト臭が少ないので材料の風味が際立つのが特徴です。 欠点は、時間とともにパンが固くなってしまう ことです

●中種法

「中種法」はパン工場などで用いられる発酵方法です。 あらかじめ小麦粉とイースト、水だけを混ぜた生地を長時間発酵させて、その後にバターなどの材料を加えるという作り方です。

生地の機械耐性が強いので工場などで採用されます。 中種法で作ったパンは時間が経ってもフワフワな食感が維持されるのが特徴です。

この特徴から推測すると、マクドナルドのフワフワのバンズは中種法で作られていることがわかります。

「中種法」で作ることにより、マクドナルドのバンズのフワフワ食感を再現します。

バンズの直径は10cm

マクドナルドのバンズの直径は10cmです。

通常バンズを作るときには、セルクルという金属の型を使いますが、 今回は牛乳パックとアルミホイルで型を作ります。

セルクルを作るのが面倒くさいという方は丁度良いサイズがAmzazonにも売っていますのでどうぞ。

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まとめ

本日は、マクドナルドのハンバーガーバンズを再現しました。

次回はビーフパティの再現レシピに挑戦します。

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