理系男子の再現料理 研究所

3つの法則を用いて人気商品の味を再現。

どんな肉もしっとりジューシーにする魔法の調味料「お肉やわらかの素」

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こんにちは、再現料理研究家のチビたんです。

本日はどんなお肉も柔らかくする「お肉やわらかの素」のレシピを紹介します。

色んな肉料理に使えるのでぜひお試しください。

お肉やわらかの素

材料(10回分)
材料A  
重曹 12g
材料B  
重曹 7.8g
クエン酸 5g
食塩 8.7g
味の素 0.93g
コーンスターチ 4.2g
作り方
    1. 材料Aの重曹をフライパンに入れて、サラサラになるまで弱火で加熱する
Point

重曹(炭酸水素ナトリウム)を加熱することで炭酸ナトリウムに変化する

  1. 材料Bの材料をミルサーでよく混ぜ合わせる。
  2. 1と2を合わせて出来上がり。
  3. 使うときは3%の水溶液を作って、お肉を2時間程度漬け込みます。

 

お肉を柔らかくする原理

今回レシピの参考にしたのは味の素の「やわらかアップ」とう商品

です。これは酸・アルカリの力でお肉を柔らかくする調味料です。

お肉のたんぱく質は、酸性側もしくはアルカリ性になると柔らかくなる性質があります。

下の図はお肉の柔らかさとpHの関係を示したグラフです。

※pHとは酸性・アルカリ性の度合いを示す指標。

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お肉の柔らかさはpH=5で最も小さくなり、pH=10で最大となるとなることがわかります。つまりお肉をpH=10の状態にすれば、柔らかさを最大にすることができます。

その状態を実現するのが「お肉やわらかの素」の素です。

クエン酸は酸性の物質で、炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムはアルカリ性の物質です。それらをpH=10になるような配合で混ぜ合わせています。

この調味料を水に溶かして、お肉を一定の時間漬け込めば、お肉がしっとり柔らかな食感になります。

重曹クエン酸は掃除用の場合不純物が含まれることがあるので、必ず食用のものを使ってください。

 

まとめ

本日は「お肉やわらかの素」のレシピを紹介しました。

お肉やわらかの素を使ったレシピを紹介しているのでぜひお試しください。

 

 
 

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