理系男子の再現料理 研究所

3つの法則を用いて人気商品の味を再現。

【溶けない濃厚マヨネーズ】牛カルビマヨネーズ 再現レシピ

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こんにちは、再現料理人のチビたんです。

最近は冷凍食品再現レシピに没頭しております。

 

本日紹介するのは、マルハニチロの「牛カルビマヨネーズ」の再現レシピです。

マヨネーズソースが入ったハンバーグを焼肉のタレで絡めてた商品です。 お弁当のおかずで食べた方も多いと思います。

甘辛いタレと甘酸っぱいなマヨネーズが悪魔的な美味しさ。カロリー高そう。。。

 

この商品を再現する最大のポイントは、中のマヨネーズソース。

市販のマヨネーズをハンバーグ生地で包むだけでは、焼いている途中にマヨネーズが溶けて大失敗してしまいます。

加熱しても溶け出さないチーズのように濃厚なマヨネーズ「固形マヨ」 を作ることがポイントです。

材料(20個分)
肉種  
合い挽肉 232g
牛脂 12g
玉ねぎ 100g
25g
パン粉 31g
A.砂糖 2.5g
A.食塩 2.5g
A.コショウ 0.5g
A.味の素 1.2g
A.鶏がらスープの素 2.8g
A.コーンスターチ 15g
A.酒 3g
A.マーガリ 2.5g
A.水 75g
焼肉のタレ  
醤油 38g
みりん 3g
2g
ごま油 2.9g
砂糖 24g
鶏がらスープの素 0.6g
おろしにんにく 2.4g
レモン果汁 2.9g
リンゴジュース 3.8g
一味唐辛子 0.14g
味の素 0.48g
コーンスターチ 3.8g
26.7g
固形マヨ  
砂糖 2.3g
食塩 2.7g
味の素 0.27g
コーンスターチ 3.3g
ゼラチン 4g
7g
24.3g
全卵 15g
サラダ油 45g
作り方
  1. 材料Aを混ぜ合わせる
  2. 1に挽肉、溶かした牛脂を加えて良く混ぜる
  3. 2に溶き卵を加えて良く混ぜる
  4. 3にパン粉を加えて良く混ぜる
  5. 4にみじん切り玉ねぎを加えて良く混ぜる
  6. 1つ23gに丸めておく。
  7. 焼肉のタレを作る。材料を全て混ぜ合わせて、中火でトロミが付くまで加熱して出来上がり。
  8. 固形マヨネーズを作る。卵、サラダ油以外の材料を全て混ぜ合わせる。
  9. 電子レンジ500Wで50秒加熱し、よく混ぜる。
  10. 粗熱が取れたら、溶き卵を加えて混ぜる。
  11. 分量のサラダ油の1/4を加えてミルサーで乳化するまで混ぜる。
  12. さらに1/4のサラダ油を加えてミルサーで混ぜる。これを3回繰り返す。
  13. きちんと乳化して白くもったりしたら出来上がり。冷蔵庫で1時間冷やし固める。
  14. 13を軽くほぐしてラップに広げて棒状に伸ばす。
  15. 1つ4gずつ分ける。
  16. 肉だねの中央にくぼみをつける
  17. くぼみに固形マヨを入れて包むように丸める。
  18. 表面に小麦粉をまぶす
  19. 天板に並べて200℃のオーブンで8分焼く。機能があれば過熱水蒸気を使う。
  20. 仕上げにガスバーナーで表面に焦げ目をつける。
  21. 焼肉のタレを塗る。
  22. 出来上がり

 

マルハニチロ 牛カルビマヨネーズ

 

マルハニチロ 牛カルビマヨネーズ

原材料

食肉(牛肉(オーストラリア)、豚肉)、たまねぎ、半固体状ドレッシング(なたね油、食酢(醸造酢、りんご酢)、砂糖、卵黄加工品、食塩、ゼラチン、卵白粉、香辛料、かつお節エキス、酵母エキスパウダー、発酵調味料)、つなぎ(パン粉、卵白粉)、豚脂、粒状植物性たん白、ワイン、ビーフ風味調味料、砂糖、食塩、油脂加工品、香辛料、たれ(砂糖、アミノ酸液、しょうゆ、りんご濃縮果汁、発酵調味料、野菜(にんにく、たまねぎ)、はちみつ、コチュジャン、植物油脂(パーム油、なたね油、ごま油、香味油)、ゼラチン、エキス(酵母、たまねぎ)、おろしにんにく、しょうがペースト、香辛料、フルーツチャツネ、食塩、りんご酢)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、キシロース、甘味料(ソルビット)、pH調整剤、HPMC、着色料(ココア、カロチノイド、カラメル)、グリシン、乳化剤、香料、酸味料、香辛料抽出物

 

加熱しても溶けないマヨネーズ

今回のレシピで一番苦労したのがマヨネーズ作り。

市販のマヨネーズは加熱すると分離して溶けてしまうので、ハンバーグに包むのは不向き。 なんとか溶けないマヨネーズを作れないか。

 

原材料の「半固体状ドレッシング」というのが、この溶けないマヨネーズの正体です。

 

マヨネーズは材料中65%が植物油でできていて、特定の材料のみを使用したものと定義されています。

半固体状ドレッシングは、それ以外の材料を入れたマヨネーズと名乗れなくなってしまったもの。

 

そしてこの中に入っているのが「ゼラチン」。これが溶けないマヨネーズ「固形マヨ」を作る最大のポイントです。

焼肉のタレは「我が家は焼肉屋さん 甘口」を再現

牛カルビマヨネーズのタレは、醤油ベースの甘辛い味で、焼肉のタレというよりもテリヤキのタレに近い味。

この味に近いのがキッコーマン「我が家は焼肉屋さん」

 

我が家は焼肉屋さんの味をヒントに、コーンスターチでトロミを付けて、肉との絡みを良くしています。 コーンスターチの量を半分にすれば、普通の焼肉のタレとしても使えます。

 

まとめ

本日はハンバーグでマヨネーズを包んだ「牛カルビマヨネーズ」の再現レシピを紹介しました。

マヨネーズ、焼肉のタレを一から手作りで、手間はかかります。やる気のある方は、ぜひお試しください。

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